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社労士の資格って意味ある?無駄では?実際に人事で働く側からの回答

社労士

社労士の資格を取得したいけど、意味ないとか無駄だと言う人がいるし、実際のところどうなんだろう、資格を取った後に意味ないとか言われても困るな、参考になる意見を聞きたい、など思っていませんか?

この先をお読みいただければ、そのような思いをされている方々が改めて前向きに、社労士の資格取得を目指す気持ちになれると思います。

私は「社労士」資格を取得している人事担当者です。

ここでは実際に人事部門で働く私が「社労士資格には意味がないのか」という題目に対して回答を示しますので、参考としていただけますと幸いです。

自分が資格を取得した未来をイメージしながら、前を向いて進んでいきましょう!

社労士の資格って意味ある?無駄では?

結論から申し上げますと意味あります。当たり前ですが。

意味がないとか無駄だとかのご意見は、残念ながらやっかみから来るものがほとんど。まずは気にするのを止めましょう。

私が社労士資格を取得した後に経験してきた様々な「意味あること」を、以下に具体的に示します。

意味あること
  • 転職
  • 会社からの評価
  • 実務上
  • 私生活上

転職に有利

まず私が恩恵に預かったのがこれ。

人事総務など、間接部門への転職は、思いのほか大変だと思ってください。理由は大きく以下の2点なのですが、それぞれ個別に見ていきます。

  1. 外部要因:間接部門は人数を減らされる傾向にある
  2. 内部要因:転職時の具体的な訴求ポイントを示しづらい

まず外部要因として、転職市場の環境があります。

人事総務のような間接部門は、企業の売り上げに直接貢献しません。企業の利益構造上、最もネックとなるのは人件費であって、今はどの企業でも、利益を生まない間接部門の人数を絞っています。

その状況で、逆に人事総務部門へ転職するとなると、普通に出来る人というレベルでは企業は受け入れてくれません。

そして内部要因として、自分自身の業務経歴があります。

人事総務部門に対して、自分自身が働いてきた実績をアピールするとなると、これが結構難儀。営業職や技術職ならば、自分自身の業績や技術を表現しやすいのですが、人事総務の場合は、書面上では業務経歴書への記載に困るし、面接時に言葉で伝えるのも難しいのです。

このように、外部・内部いずれの要因も、何か普通とは異なる特殊な事実を伝えることができないと、なかなか簡単にはいかないのですが、それを打破するのが「社労士の資格」です。

人事総務部門の人であれば誰でも知っているこの資格は、転職時の強烈な武器になることは想像に難しくないと思います。実際に私も、書類選考で通りやすかったです。

なお、ここで言う「武器」としての役割は、企業との面接へ進む前段階の書類選考に有利という意味で捉えてください。書類選考後の面接時にアピールに失敗して「この人は資格だけの人か」と思われたらアウトです。

会社からの評価が上がる

会社からの評価も、社労士資格を持っているということはプラスαになります。

例えば昇格。会社によって異なると思いますが、私の会社では社労士資格を持っているということが、昇格するための条件に有利に働きました。

また例えば給与。私の会社にはありませんが、社労士の資格を持っていると資格手当をもらえるという会社もあるはずです。

実務上で役立つ

企業内社労士として登録をしない場合でも、間違いなく上司や同僚から頼りにされます。社労士の資格を勉強して資格を取ったならば、その知識量は普通に人事総務で働く人と比較にならないからです。

例えば〇月に健保の○○があって、この場合にはあの対応を・・・のような業務の流れが分かっていますし、労基署が臨検に来たなんて場合にも、最低限この書類を準備しておかないと、という想像が容易に出来ます。

他にも、確定拠出年金の導入、賃金制度の改定、働き方改革への対応、メンタルヘルス対策などなど、実務をこなす際に、私は社労士の資格で勉強したことが大いに役に立ちました。

その分、大変ですが、これはやりがいに感じるしかないです。たまに同僚から「先生」なんて冗談で言われますが、悪い気分ではないですよ。

私生活上で役立つ

これは番外編かもしれません。

自分自身の将来の年金がどうなるのかとか、そのために資産運用をどうしていこうかなど、社労士資格の勉強で得た知識の延長線上で、自分自身のライフプランニングにも役に立ったと思います。

Twitterの反応

私と同じように「意味ある」という人のツイートを載せておきます。

まとめ

やはり大前提として、誰でも社労士の資格を取得した際には相当な勉強をしています。

「自分は社労士の資格を取った」という自信は、何事にも代えがたいです。

根拠のない自信ではありません。社労士の資格を取得したことは「根拠のある自信」です。

社労士の資格は意味あるもの。絶対に無駄ではありません。

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