衛生管理者の資格を取りたいけど、通信講座を選ぶならばどこがおすすめなの、いろいろあって何だか分からない、誰か教えて、など思っていませんか?
この先をお読みいただければ、そのような思いをされている方の判断に役立つと思います。
Web上で見られる他の比較記事の中には、通信講座各社による思惑が入っているものもありますが、ここでは衛生管理者試験に合格している私の視点のみで忖度なしの内容をお伝えします。
私は「社労士」資格を取得している人事担当者です。
講座選びに悩まれている皆さんが、お気に入りの通信講座を見つけられるようならば嬉しいです。
自分が資格を取得した未来をイメージしながら、前を向いて進んでいきましょう!
通信講座4社の比較
まずは簡単な比較表からご覧ください。
会社名 | 講座名 | 料金 | 教育訓練給付金 |
ユーキャン | ・衛生管理者講座第一種コース ・衛生管理者講座第二種コース | 39,000円 | あり |
アガルート | ・第一種試験対策講座 ・第二種試験対策講座 | 29,480円 26,180円 | なし |
SAT | ・eラーニング講座 ・DVD講座 ・eラーニング講座+DVD講座 | 21,780円 23,980円 27,280円 | あり ただしeラーニング講座+DVD講座の場合 |
キャリカレ | ・衛生管理者(第一種・第二種)合格指導講座 | 38,500円 | なし |
このように衛生管理者の通信講座は、おおよそ2~4万円程度の費用が掛かることを、まずはご理解ください。
また、通信講座各社ホームページの「合格体験談」は、各社の編集が入っていますので、悪くは書かれない傾向があります。
それよりは、今勉強している方々のリアルなTwitterの方が参考になると思いますので、ツイートを掻い摘んで掲載します。
では、各社の内容を見ていきます。
ユーキャン
言わずと知れた業界最大手。
勉強のスタイルは昔ながらの赤ペン先生方式。添削課題を郵送で提出すると、赤ペンでチェックが入り返送されてくる、というものです。
CMやメディアへの露出度の高さから、初めて学ぶには入りやすい通信講座です。それは受講生のうち初学者が82%というところからも伺えます。
1日30~60分の勉強で、標準学習期間は第一種コースが6ヵ月、第二種コースが4ヵ月とされていますので、勉強することに負担が少なく済みます。これを可能にするのが分かり易く覚えやすい工夫がされたテキストです。
教育訓練給付金を活用できるのも良いところです。
講座のコースを第一種もしくは第二種から選択しますが、料金は一緒。第二種でチャレンジしたいという方にとっては、少々不利な料金設定です。
他社と比較して若干割高であることは否めません。低料金の通信講座を選択したい場合、ここは除外候補になってしまうでしょう。
なお、私はユーキャンの第一種コースで資格を取りましたが、標準学習期間として定められた6ヵ月もかからずに覚えられます。とても優秀な通信講座でおすすめです。
Twitterでは肯定的なご意見が多い印象です。
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アガルート
難関資格の講座を中心に展開しているのがアガルートです。
アガルートの講義はオンライン配信で完結します。基本、動画で受講したいという方には向いているでしょう。難関資格を多く取り扱うアガルートですから、試験に対して実践的で合格することを意識した講座となっています。
1日1~1.5時間の勉強で3か月、1日1.5~2時間の勉強で2か月、1日3.5時間の勉強ならば1か月で勉強を終えられます。出題のツボを押さえ、過去問を最大限に活用した学習が可能です。
また、フォロー体制が行き届いており、質問回数も無制限。かなり充実した内容です。
注意したい点としては、教育訓練給付金が使えないところ。これを念頭に入れている方は多いと思いますので、ご承知おきください。
その分といいますか、携帯キャリアのような他社乗換割引や、合格者には全額返金など、一風変わった制度がありますので、参照されるとよいかもしれません。
総合的に考えると、アガルートを選択するのが最適かもしれません。
評判に関しては、以下のツイートがあります。
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SAT
現場・技術系の資格だけに特化しているのがSATです。聞いたことがない方が多いと思いますが、強みを生かした戦略は評判も上々です。
講座設定が3つ(第一種/第二種を分ければ6つ)に分かれているため、自分自身の希望に応じた学習方法やコースが選択可能です。
試験に出題されるポイントだけを学習できるテキストは、図や表や語呂合わせを多用して文字数を少なくして最短で合格できるように設計されている辺りは、この分野に特化した講座だと思わせます。
教育訓練給付金を活用できるのも良いところですが、eラーニング講座+DVD講座にのみ適用されることに注意をしてください。
イマイチな点は”知識ゼロから7日間で合格”を宣伝文句にしていること。
それをできる人もいるかもしれませんが、現実的には1日3時間の学習で最短7日間で合格ラインに到達できるというのは、この資格に合格した私の感覚的には無理があります。
なお細かいですが、教材の送付に660円(全国一律)の送料がかかります。
評判に関しては、以下のツイートを載せます。
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キャリカレ
キャリカレは2008年設立の比較的新しい会社です。
キャリカレは、学ぶ人の都合や目的に合わせたカリキュラムが用意されています。短期間で集中的に学びたい方は速習カリキュラムで効率よく、毎日少しずつ勉強したい方は標準カリキュラムでコツコツと、のようなカリキュラムです。
短期間の学習で合格ラインへ到達するために、わからないところだけに焦点を当て、弱点を徹底強化する方法は、短期間で一気に勉強してしまいたいという人に向いていると思います。
料金の割引時期があったり、不合格の場合の全額返金保証や、合格した場合には他に受けたい講座の受講料が無料になるなど、キャンペーン的なものが随所にあります。
これらを上手く利用することで、相対的な費用を抑えることは可能となっていますが、衛生管理者講座の単発だけで比較すると割高となっています。
教育訓練給付金は使えません。これを念頭に入れている方は多いと思いますので、ご承知おきください。
評判に関しては、以下のツイートがありました。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
どの講座もそれぞれ特徴があり、良いところやイマイチなところがありますが、思い悩み決めることが出来ずに、時間が経過してしまうのがもったいないと思います。
上記の参考情報をもとに思い切って「これで行こう」と決めてしまいましょう。
まずは申し込みを済ませて、手元に教材が届けば、頑張る気持ちが増してきます。百聞は一見に如かずです。
自分自身と、申し込んだ教材を信じて始めてください。応援しています!
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