資格の勉強を始めるつもりだけど、「通信講座」「スクール」いろいろあり過ぎて訳が分からない、何がいいのか迷っている、誰か決め手を教えて、など思っていませんか?
この先をお読みいただければ、そのような思いをされている方々が、どの手段で勉強するのが最適解なのか判断ができると思います。
私は「社労士」資格を取得している人事担当者です。
ここでは「独学」「通信講座」「スクール」の費用やメリットなどを比較検討し、私の見解も交えながら、おすすめする勉強手段を紹介します。
自分が資格を取得した未来をイメージしながら、前を向いて進んでいきましょう!
独学・通信講座・スクールのメリット・デメリット
まずは独学・通信講座・スクールを比較してみます。
項 目 | 独 学 | 通信講座 | スクール |
---|---|---|---|
費用面 | ◎ | 〇 | × |
場所的制約 | ◎ | ◎ | × |
フォロー面 | × | ▲ | ◎ |
独学
独学は出費が少なく済むため、気軽に始めることが可能ですが、それ故に途中で挫折しても経済的に大きな痛手にはなりません。
また、基本的に教材は1つに集中させるべきですが「あっちの本が良かったかも」という感じで違う本を買ってしまうなど、迷いが出てしまうことを自己解決しなければなりません。
比較的簡単な資格には向いていると思いますが、難易度が上がれば上がるほど、独学での資格取得は困難を極めます。
独学は、自分を完全にコントロールできる場合ならばいいよ
通信講座
通信講座は比較的安価とは言え、それなりな費用を払うため、やらなければいけないという気持ちになります。
また、勉強を進めていくステップや方向性が定められているため、システマチックに学ぶことが出来てやり方に迷うことはありません。
ただし、独学同様に自分で取り組まなければなりません。課題を溜めこんでしまうことで、モチベーションの維持が出来なくなる恐れがあります。
通信講座は、老若男女どんな人にも向いているよ
スクール
高額な費用を払うだけのサービスを受けることが可能。
やはり人からダイレクトに教えてもらえることは大きいでしょう。
高額な費用面を払うという覚悟があるか、そもそも場所的に通えるか、敷居が高いことは否定できず、全員がスクールを選択肢に入れられるかとなると、そうもいかない人は多いと思います。
スクールは、経済的または立地的に合致する人向けだよ
資格の勉強には「通信講座」をおすすめしたい理由
私の場合
スクールはそもそも高すぎるので、選択肢に入らない人も多いかと思いますし、私もそうでした。
通信講座は、独学とスクールの中間に位置します。
それなりの費用を支払っているため、途中でやめてしまうのは金銭的にもったいない。
出費したという事実、これが意外と大きく、「よしやるぞ」と覚悟をもって始めるため、最後まで頑張ろうという気にさせてくれます。
また、自由度が高いのも利点。コロナ禍でスクールはオンラインもありそうですが、通信講座はそんなことをまったく気にする必要がないです。
通信講座が最もおすすめだよ
おすすめする理由
私は「社会保険労務士」「第一種衛生管理者」「初級システムアドミニストレータ」の3つの資格を取得していますが、いずれも通信講座で勉強しました。
ですので、通信講座で勉強することの良さを十分に分かっています。
特におすすめしたい理由は、以下の3点です。
学ぶべき内容が必要最低限で済む
資格の試験は、何も100点を目指す必要はありません。6割正解ならば合格というのもあります。
通信講座ならば、この辺りのポイントを上手に伝えてくれますが、独学では判断が難しいところがありますので、大きなメリットであると言えます。
流れに乗って学びを終えられる
これも通信講座に優位性があります。決められたペースで受講が進んでいきますので、上手く流れに乗ることが出来れば、学ぶべき範囲を終えることが出来ます。
国から教育訓練給付を受けられる
受講する講座によって、厚生労働省から「教育訓練給付」を受給できます。
イメージとしては、受講費用の20%がバックされるというものですが、これについては以下のリンクで詳細説明をしていますので、そちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
働きながら、子育てしながら、介護をしながらなど、皆さんそれぞれ忙しい日々を送っていると思いますので、資格を取得するには如何に効率的に勉強できるかが勝負になります。
また、裕福な経済状況で立地的にも条件が噛み合えば、スクール通いが良いとは思いますが、ここまでお読みいただいた方、大抵の方々は、そうではないと思います。
私の経験上、おすすめ理由を以下のとおり上げました。
これにプラスして、現在は通信講座でもWebやスマホを活用した動画配信なども充実していますので、これらを活用すれば更に充実した通信講座の受講が可能になるものと思います。
資格取得を目指すならば、私は通信講座1択だと思います。
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