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通信講座の教育訓練給付って何なの?制度と申請方法を分かり易く説明

資格取得を目指す方へ

資格の通信講座で「教育訓練給付」がもらえるって書いてあるけど、何をどうすればいいの、そもそもこれって何なの、誰でももらえるの、もらえない場合とかあるの、など思っていませんか?

この先をお読みいただければ、そのような思いをされている方々が理解をするのに役立つと思います。

私は「社労士」資格を取得している人事担当者です。

ここでは「教育訓練給付」という題目に対して、制度内容、申請方法、対象講座などを分かり易く解説いたします。

自分が資格を取得した未来をイメージしながら、前を向いて進んでいきましょう!

教育訓練給付制度の概要と申請方法

教育訓練給付って何なの?

まずは、教育訓練給付は一体どういったものなのかを説明いたします。

教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。

引用元:教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

難しい言葉が並んでますが大丈夫です。これを嚙み砕いた下表をご覧ください。

厚労省の言ってること噛み砕いて言うと
働く方々の主体的な能力開発
やキャリア形成を支援し、
働く人たちが資格とかを取るのを支援し、
雇用の安定と就職の促進を
図ることを目的として、
会社でちゃんと働けることを目的に、
厚生労働大臣が指定する
教育訓練を修了した際に、
国が認めた通信講座を最後までやった際に、
受講費用の一部が
支給されるものです。
受講料の一部をあげます。

こんな感じならば分かりますよね。通信講座を最後までやらないと、給付金をもらえないことに注意をしてください。

給付できる金額

一般教育訓練では、以下の給付が受けられます。

受講費用の20%(上限10万円

一般教育訓練って何?ってなると思いますので、この後をご覧ください。

教育訓練の種類

厚生労働省のホームページを見て分かり辛いのは、教育訓練給付が以下のように3種類あるところだと思いますので、少し説明を加えます。

  • 専門実践教育訓練
  • 特定一般教育訓練
  • 一般教育訓練

厚生労働省のホームページにある下図をご覧ください。

引用元:教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

図の右下にある吹き出しの色で、赤の文字が「専門実践教育訓練」青の文字が「特定一般教育訓練」緑の文字が「一般教育訓練」とされています。

勘違いしそうな例

例えば、図の左下「専門的サービス関係の資格や講座」の中にある「社会保険労務士」は青の文字なので、一見すると「特定一般教育訓練」に該当するように思えますが、ユーキャンやフォーサイトの通信講座を受講してもらえる給付金は「一般教育訓練」としてのものです。

通信講座で受講するものは「一般教育訓練」に該当すると解釈すればOKです。

対象講座

現在、教育訓練給付の対象として国の指定を受けている講座は、約14,000講座あります。

厚生労働省の教育訓練講座検索システムから確認することが出来ます。気になる方は、ご自身が希望する講座が対象講座とされているか、検索してみてください。

申請方法

この制度を利用して給付金をもらうまでの流れを説明します。自動的に給付金がもらえる訳ではなく、ご自身で申請をする必要があります。

支給までの流れ
  1. 自身に受給資格があるか確認する
  2. 自身で通信講座を最後まで終わらせる
  3. 自身で支給申請をする
  4. 国から給付金が支給される

申請手続きに関しての注意点です。通信講座を申し込み、教材が送られてきた際に、教育訓練給付の手続きに関する書類が入ってますので、捨ててしまわないように気を付けてください。

それでは、この流れを1つずつ説明します。

自身に受給資格があるか確認する

働いているかどうか(雇用保険の加入期間)などの条件がありますので、以下フローを参考に確認をしてみてください。もちろんパート・アルバイトや派遣労働者の方も対象です。

引用元:教育訓練給付制度|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

なお、ハローワークに直接問い合わせれば、給付が受けられるかどうかをより詳しく教えてもらえます。

自身で通信講座を最後まで終わらせる

通信講座の教材が送られてきた際の書類には、教育訓練給付を申請するためには講座をどこまで終わらせればよいかが示されています。

通信講座によって内容が異なりますが大体は、決められた課題を最後まで終わらせることで修了証を発行します、とされていると思います。

通信講座の決められた課題を途中で断念して止めてしまう場合は、給付金を受給するのに必要な修了証を得られないので、頑張って最後まで終わらせましょう。

自身で支給申請をする

以下の書類を取り揃えて、ハローワークに申請します。

  1. 教育訓練給付金支給申請書:通信講座からもらえます
  2. 教育訓練修了証明書:通信講座からもらえます
  3. 領収書:無くさないように取っておきましょう
  4. 本人・住所確認書類
  5. 雇用保険被保険者証:会社の人事に取り寄せ依頼してください
  6. 教育訓練給付対象期間延長通知書:通常は不要(適用対象期間の延長をした場合)
  7. 返還金明細書:通常は不要(費用の一部が通信講座から還付された場合)

以下リンクから、より詳しく確認ができます。→ 教育訓練給付の支給申請手続について (mhlw.go.jp)

国から給付金が支給される

あとは振り込まれるのを待つだけです。

失敗事例

最後に、私が経験した失敗事例をお伝えします。

  1. 衛生管理者講座を申し込み → 教育訓練給付を受給
  2. 社会保険労務士講座を申し込み → 教育訓練給付を受給できず

私は衛生管理者講座と社会保険労務士講座を、間髪開けず立て続けに受講しました。

その結果、社会保険労務士講座を受講したときに、受給資格要件の1つである「前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある」に該当せず。

社会保険労務士講座を受講した際に教育訓練給付を受給できなかったのです。手順前後をやってしまったというやつです。

ちなみにユーキャンでは、それぞれの講座の受講費用と、もらえる教育訓練給付はこんな感じです。

講座種別受講費用給付金(20%)
衛生管理者講座39,000円7,800円
社会保険労務士講座79,000円15,800円

先に衛生管理者講座で給付金7,800円をもらってしまったため、社会保険労務士講座で15,800円の給付金をもらうことが出来ず。もらうべき講座の選び方に失敗し 8,000円少なく給付を受けることになってしまったという顛末です。

このようなことにならないよう、教育訓練給付のご利用は計画的にしましょう。ポイントは受講費用の高い講座で教育訓練給付を申請することです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。ザックリと教育訓練給付について理解が出来たと思います。

せっかく国からもらえる給付金ですから、権利を上手に使って遠慮なくいただきましょう。

これをお読みいただきながら、通信講座の同封資料に付いてくる教育訓練給付金支給申請書に必要事項を記入して、確実に申請するようにしてください。

それでは、合格することをお祈りいたします!

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