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就活に資格は必要?人事担当が教える評価が上がる取りやすい資格3選

資格取得を目指す方へ

就活のために資格ってあった方がいいのかな、在学中に取っておいた方がいいのかな、実際にはどうなんだろう、誰か教えてくれないかな、など思っていませんか?

この先をお読みいただければ、そのような思いをされている方々の判断のお役に立てると思います。

私は「社労士」資格を取得している人事担当者です。

ここでは「就活時に資格は必要か」という題目に対して、実際に会社で新卒採用業務に携わる私が回答を示しています。

自分自身の就活が成功している未来をイメージしながら、前を向いて進んでいきましょう!

就活に資格は必要なの?

まず就活において、成功とはどういうことかを考えてみましょう。

当然「内定をもらう」ことで、それが第一志望の会社からもらうか、または複数社からもらって行きたい会社を選ぶか、この辺りが成功のイメージでしょう。

では、どうすればそれが叶うのか。採用選考で内定をもらう人がいれば、不合格になる人もいます。その違いは何でしょうか。

会社には採用募集定員というものがあります。例えば定員10名としましょう。学生からの応募が15名ありました。この状況では10名が内定となり、5名が不合格となります。

内定と不合格を分ける違いは何か?会社が求める基準はそれぞれ異なりますが、その基準ではなくまずは学生同士の間で何が違うかを考えてみましょう。

例えばA大学の同じ学部学科の2名がいたとします。Bさんは成績優秀、Cさんは成績がイマイチで、他の要素は変わらない。この状況では、Bさんが10名の内定者に入り、Cさんは5名の不合格に入るということは理解できると思います。

同じように、属性が変わらない学生2名で、資格を持っている人と持っていない人がいる場合は、どちらが内定となりますか?資格を持っている人の方です。

資格を持っていると、他の学生との差別化が図れて有利になるのです。就活には資格があった方がよいということが言えます。

どうして資格で差がつくの?

資格よりも他に判断基準がいっぱいあるのでは、と思われたかもしれません。確かにその通りで、資格を持っているだけでその人が優秀かどうかを判断するのは難しいです。

ではどうして?ということですが、会社では以下のように考えます。

資格を持っている人 ⇒ 継続的な努力が出来る人

もちろん資格の難易度がありますが、何も資格を持っていない人よりは、資格を持っている人の方が継続的な努力をすることが出来る学生だろうと想像できます。ということは、資格を持っているという事実は、継続的に努力できる証明になります。

どんな資格でもいいの?

では、どのような資格の取得を目指すべきでしょうか。まだ会社の業務に直接携わっていない学生は、それぞれの会社にとって専門的なことを勉強するのは難しいですし、そもそも会社ごとにどのような資格がいいのかを考えるなんて無理があります。

そこで、本来学生が行うべき学業に通じるもの、ITの知識として無駄にはならないもの、という観点から、私は以下を推奨します。

学生のうちに取りたい資格3選
  • TOEIC
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者(理系学生)

これらは、そこまで敷居が高くないので容易にチャレンジできます。以下、簡単に説明をします。

TOEIC

これは大学での勉強の延長線上で考えてもらえればいいでしょう。

英語はちょっと・・という人もいるかもしれませんが、おそらくどの会社でもTOEICは評価されるはず。そしてTOEICを継続的に受けているということが大切です。点数の高低もありますが、継続的に勉強しているかが重要ですので、定期的にチャレンジするようにしましょう。

ズバリ点数が出ますので、それを企業へ提出するESに記載すればいいのです。何点くらい取ればいいの?と思うかもしれません。低い点数を書いても意味がないとは思わず、段階的に点数を上げてきた結果であることをアピールすれば、点数の低さは気になりません。

ITパスポート

これは理系の学生だけでなく、文系の学生も取っておいてよい資格です。国家資格でもあり、会社に入った後にも有利に働く場面が出てくるでしょう。

Z世代と言われる皆さんにとっては、難しい資格ではないはず。

本屋で過去の問題などを調べてみるのもいいですし、通信講座を活用すれば短期間で学ぶことができるのでおすすめです。

基本情報技術者

これは理系学生限定になると思います。

特に情報系の学生ならば、この資格がどういうものか分かるはず。SEを目指したいという人にとっては登竜門のような資格です。在学中から勉強をして、資格が取れるようであれば、必ず他の学生との差別化が図れます。これを目指して勉強していることが採用面接時のネタにもなります。

なお、受験は年に2回(春秋)なので、TOEICのように頻繁に受けるわけにはいきません。計画的な準備が必要になりますが、ぜひ理系の学生はチャレンジしてみてください。

資格を取れなくても

もし資格を取れなかったとしても、その資格を取得するために勉強をしているということをアピール出来ます。採用面接で自分の引き出しの1つとして取っておくのもいいと思います。

でも、実際に勉強していないものを「勉強している風」に装うことはやめておきましょう。

以下のようなやり取りで、面接官に嘘がバレます。

面接の一例
  • 会社:何か資格の勉強をしていますか?
  • 学生:基本情報技術者の資格を勉強しています。
  • 会社:凄いですね。得意な部分と苦手な部分はどの辺りですか?
  • 学生:(具体的には言えない・・)
  • 会社:凄いですね。いつ頃から始めましたか?いつ受験する予定ですか?
  • 学生:(いつ試験なのか分からない・・)

まとめ

就活に資格は必要か。資格はあるに越したことはありませんが、それよりも会社は、資格取得を目指すことで継続的な努力が出来る人かどうかを評価します。

ここにあげなかった資格でも構いませんので、就活時に自分自身をアピールする手段の1つとして、資格の取得をおすすめします。

その勉強は決して無駄になりませんよ!

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